女子高生

女子高生とは、

• 狭義では、男子生徒が一切在学しない女子専門高校(女子高)の生徒。
• 広義では、女子高に限らない各種高等学校の女子生徒(高校生)。

一般的な女子高生

大多数の女子高生は概ね15歳～18歳頃の「思春期を過ぎた頃の未成年」。少女の感覚から女性の感覚への移行の真っ只中。
日本においては少し前の民法改正前まで、女性が婚礼可能になる年齢は16歳以上だった。「♪夕焼け小焼けの赤とんぼ～」の歌詞でお馴染みのあの歌の2番の歌詞が「♪15で姉やは嫁に行き～」とあるように、現在の女子高生は昔の基準からすれば大人の女性扱い。
しかし現在においてはまだ社会の現実を知らない「子供」であり、社会の荒波に巻き込まれないよう、保護者や教師、周辺の大人達の手厚い保護が必要になる。民法改正後は婚礼可能になる年齢が18歳以上へ引き上げられ、少なくとも法律上では保護がより強化されている。

創作における「ヒロイン」

恋に目覚めるお年ごろ。子供扱いされたくない多感なお年ごろ。小説ドラマ、漫画アニメやゲーム、媒体を問わず女子高生は幾多の創作のヒロインとなる。
学生の女の子そのものは何も日本だけのものではなく世界中に共通する存在ではない。未成年の青年少女を主役に据えた「ジュブナイル」という文学ジャンルもある。
ただ、こと日本における女子高生は、それ自体がひとつの「属性」とまで言えるほどの代表的な概念になっている。特にゲームにおいては海外の作品と比べ、日本発の作品は15歳～18歳頃という設定のキャラがやけに多い、と海外で言われているとかいないとか。「女子供を性の対象として見てる！」と批判の声もある一方で、日本発の漫画やゲームが海外ヲタクのハートを掴み、コスプレでキャラを再現するほどの賑わいを見せているのも確か。

邪な大人から見た「JK」

大人だけど大人ではない。まだ善悪の判断が難しい、社会を知らない未熟な心だけど、その身体は子を宿す能力を備える。そんな危うい存在の女子高生は、邪な大人にとって大変に魅力的な存在に見える。
「JK」という言葉は女子高生という直接的な呼称を避けるために生まれた「隠語」なのだとか。「円光」だの「貧困調査」だのといった隠語は他にも数あれど、JKについては必ずしも邪な意味合いとは限らず、ネット上で単に16～18歳少女を指す用語のひとつにまで昇華されている。JKは「常識的に考えて」の略だろ常識的に考えて…。
児童ポルノ禁止法が施行されてもう十数年たつというのに、JKはアダルトビデオのジャンル内で廃れることのない定番ジャンルのひとつ。ブルマだのスク水だのといった現代ではとっくの昔に絶滅した要素が、AVやエロゲでは未だに現役。

理屈の上での女子高生

理屈の上では、通信制高校で学ぶ女子生徒も女子高生と呼ぶかも知れない。
さらに理屈の上では、大多数の女子高生は概ね15歳～18歳頃の「思春期を過ぎた頃の未成年」ではあるものの、義務教育ではない高等学校において在学生は必ずしも未成年とは限らない。
きっちり法を順守するAVに出演するJKはあくまでJKのように見える成年女性。
きっちり法を順守するエロゲの登場人物は、あくまで「女子高生」ではなく「女子校生」。例え舞台が学校っぽくても実際の高校とは一切無関係。例え子供っぽいキャラでも18歳以上です。